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マンUのナイジェリア代表FW、再開前に中国復帰濃厚か。レンタル延長合意せず

text by 編集部 photo by Getty Images

オディオン・イガロ
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドの元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、レンタル満了により今月末で中国の上海申花へ復帰する可能性が高くなったとみられている。英紙『デイリー・メール』が24日付で伝えた。

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 イガロは1月の移籍市場でユナイテッドに加入。今季終了までの半年間プレーする予定だったが、新型コロナウイルスの影響によるシーズン中断が予定を狂わせている。

 ユナイテッドは8月まで3ヶ月のレンタル延長のオファーを出し、イガロ自身もユナイテッドでのプレー続行を望んでいるとのことだが、上海申花はこれを拒否。開幕が延期されていた中国スーパーリーグ(CSL)のシーズン開始に向けてイガロに復帰を命じるとともに、週給40万ポンド(約5200万円)という高額報酬で2024年までの契約延長も提示しているという。

 移籍金2000万ポンド(約26億円)以上での完全移籍であれば上海申花は応じる姿勢だとも報じられていたが、完全移籍に向けた交渉は行われていない模様。今後大きく状況が変わらない限り、来週にはレンタル期間が満了し、イガロは中国に戻ることになるとみられている。

 ユナイテッド加入時にも、中国から渡航したことによる自主隔離やキャンプ不参加など困難が相次いだイガロ。最後まで新型コロナウイルスに振り回されたまま、わずか公式戦8試合に出場したのみで、プレミアリーグ再開を迎えることもなくユナイテッドを去ることになるかもしれない。

【了】

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