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名手チェフにも完全に予測不可能。ニューカッスルFWが決めた常識外れのスーパーゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

パピス・シセ
【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガやプレミアリーグでストライカーとして実績を残し、中国を経て現在はトルコでプレーしているセネガル代表FWのパピス・シセ。ニューカッスル在籍時には信じがたいスーパーゴールを決めたこともあった。

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 2012年1月にドイツのフライブルクからニューカッスルへ移籍したシセは、初挑戦のプレミアリーグでのシーズン後半戦だけで14試合13得点と大暴れ。特に2012年5月2日のチェルシー戦でのゴールは語り草となっている。

 左サイドでのスローインから、味方選手が胸で落としたボールにシセが反応。距離的にも角度的にも、ここでシュートを選択するのはほぼあり得ないという状況だが、この時期絶好調のシセにそんな常識は通用しなかったようだ。

 ペナルティーエリア左手前の位置から、シセは右足を振り抜いてアウトサイドでボールを捉える。アウト回転で大きく湾曲したボールは綺麗な弧を描き、名手ペトル・チェフの伸ばした手の先を越えてネットに突き刺さった。さすがのチェフにとっても予想外のタイミングと弾道だったことは間違いないだろう。

 6月3日にシセが35歳の誕生日を迎えたことを記念し、プレミアリーグ公式ツイッターアカウントではこのゴールの動画を投稿。リーグの歴史に残る一撃を振り返っている。

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