マジョルカへのレンタルを終えて一旦レアル・マドリードに戻る日本代表MF久保建英に対し、スペイン1部のグラナダも獲得への関心を示しているようだ。グラナダ地元紙『イデアル』、スペイン『フットボルファンタジー』などが伝えている。

【今シーズンの久保建英はDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　今季のマジョルカではリーガエスパニョーラ35試合に出場して4得点5アシストを記録し、チームが2部降格に終わった中でも高い評価を受けた久保。将来的にはマドリーのトップチームで活躍することも期待されるが、外国人枠の都合もあり来季は再び他クラブにレンタルされる可能性が高いと予想されている。

　スペイン国内ではベティスなども久保への関心が報じられているが、マドリーの希望は来季の欧州の大会に出場するクラブに久保をレンタルすることだと言われている。今季リーガで7位と躍進し、来季のヨーロッパリーグ予選出場権を獲得したグラナダは、ベティスとは異なりその条件を満たすクラブだ。

　だがグラナダにとっては、マドリーの要求する金銭面の条件がネックになるとも予想されている。今季の久保の高評価により、マドリーは来季のレンタル先クラブに要求するレンタル費用の引き上げを考えているとみられ、その金額は300～400万ユーロ（約3億7000万～5億円）前後になる可能性があるとされている。

　グラナダはマドリーのこの要求に応じることはできず、久保の獲得を断念せざるを得ないのではないかとの見通しも伝えられている。マドリーは、久保に関心を寄せているという数多くのクラブの中から他のレンタル先を選ぶことになるかもしれない。

【了】