ローマへレンタル移籍している30歳のイングランド代表DFクリス・スモーリングが来季、マンチェスター・ユナイテッドに復帰するかもしれない。27日に伊メディア『カルチョメルカート』が報じている。

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　2019年8月に1年間の期限付きでユナイテッドからローマへ移籍したスモーリング。今季は公式戦35試合に出場し2得点2アシストを記録している。主力として活躍しているだけに、ローマは同選手の残留を望んでいる。しかし、ユナイテッドはヨーロッパリーグ（EL）直前までのレンタル延長は認めたものの、それ以降のレンタル延長を許可しない姿勢を見せていた。

　同メディアによると、ローマは1800万ユーロ（約22億3000万円）の買い取り義務付きレンタルを打診したという。だが、ユナイテッドはレンタル移籍を拒み、2000万ユーロ（約24億8000万円）の完全移籍だけを認める姿勢を貫いているとのこと。ローマは新型コロナウイルスによる経済的打撃を受けたために高額な資金を投資するのは難しく、交渉が消滅する可能性があるようだ。交渉が成立しなければ、スモーリングはレンタル元のユナイテッドへ復帰することになる。

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