イングランド・プレミアリーグのニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀は、今季限りで同クラブを去ることになるかもしれない。地元紙『シールズ・ガゼット』では記者たちが口を揃えて放出候補に挙げている。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　ニューカッスル加入2年目の2019/20シーズンは、1得点に終わった昨季以上の活躍をみせることを期待された武藤だが、出場機会の獲得に苦戦。プレミアリーグでわずか8試合の出場に終わり、先発は2回のみだった。プレー時間は合計でも200分あまりにとどまっている。

　スティーブ・ブルース監督は先日、武藤が練習で見せる姿勢などを称賛しつつ「これから話をする」とコメント。来季に向けてもう一度チャンスを与えることを示唆したと捉えるメディアもあった。

　だが2日付記事でニューカッスルのシーズンを総括した『ガゼット』紙では、3人の記者がいずれも放出候補として武藤の名前に言及した。「スティーブ・ブルースのプランには入っていないように見える」と記者の一人はコメントしている。

　ブンデスリーガのマインツでは安定した出場機会を得て一定の結果を残し、ニューカッスルでも大きな期待を受けていた武藤。このままクラブを去ることになるのだろうか。

【了】