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久保建英、ビジャレアル移籍は「一番の選択肢だった」。入団会見で活躍へ意気込み

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】

 レアル・マドリードからのレンタルでビジャレアルに加入することが決定した日本代表MF久保建英は、現地時間11日に開かれた入団会見で新天地での目標や見通しを語った。

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 フェルナンド・ロイグ会長とともに会見に臨んだ久保は、ビジャレアルのチームカラーである黄色のマスクをつけた姿で登場。漢字で「久保建英」とネームの入れられたユニフォームも披露したが、背番号は現時点では空白となっていた。

「まずはこの素晴らしいチームの一員になれたことを嬉しく思います。去年一度プレーしましたが素晴らしいグラウンドだと思いました。全力を尽くして個人としてもグループとしても素晴らしいシーズンにしたいと思います」と久保はビジャレアル加入の挨拶を述べた。

 移籍先を選ぶにあたっては、報じられていたとおり「多くのオファーがあった」が、ビジャレアルを選んだのは「一番の選択肢だと思ったから。家族や代理人と一緒によく考えました」とコメント。来季以降のマドリー復帰については意識せず、「去年マジョルカに集中したのと同じように100%ビジャレアルだけに集中しています」と新たなクラブでの戦いへの意気込みを示した。

 ビジャレアルでの目標は「とりあえず試合に出ること。キャンプでしっかり自分の能力や特徴をアピールして、まずは試合に絡んでいくこと」と久保。ポジションについては「GKやディフェンス以外ならどこでも」と監督の起用法に従う姿勢を示した。

 ウナイ・エメリ監督とはすでに話をしており、「監督もチームに来てから日が浅いので、お互い知っていこうねと非常にフレンドリーな会話もしてもらった」とのこと。一部の選手たちともすでに会ったとのことで、「思ったより早く馴染めそうかな」と好感触を得られたようだ。

 マジョルカで過ごした昨季以上に厳しいポジション争いが予想されるが、「能力の高い選手と競いながらたくさんのものが得られると思うので、攻撃面などでもより磨きをかけてチームに貢献していければと思います」と自身の成長に繋げていきたいという考えを述べた。ビジャレアルは「上を目指しているチームだと思うので、できるだけ上の順位でフィニッシュして、ヨーロッパリーグでもしっかり結果を残せたら」と昨季以上にレベルの高い舞台での戦いを楽しみにする様子を見せている。

【了】

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