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マンCが“ジョルジーニョ問題”を根に持つ? ナポリ会長、セネガル代表DF交渉巡り「彼らは直接話し合い出来ないと言っている」

text by 編集部 photo by Getty Images

カリドゥ・クリバリ
【写真:Getty Images】

 29歳のセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得を目指すマンチェスター・シティだが、過去のある問題を理由に直接交渉を拒んでいるようだ。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が明かしたと、4日にイタリアの『スカイスポーツ』が報じている。

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 事の発端は2年前の2018年7月。当時ナポリに在籍していたジョルジーニョは、夏の移籍市場でシティと個人合意に達し、ナポリとも条件面でクラブ間合意に達した事で移籍間近の状況まで迫っていた。しかし、マウリツィオ・サッリ氏がチェルシーの新指揮官に就任したと同時に、突如としてジョルジーニョの獲得に乗り出す。そして、最終的にシティではなく、ライバルクラブのチェルシーへ移籍することが決まった。

 同メディアによると、ジョルジーニョの問題が今回のクリバリの移籍に影響しているという。ナポリのラウレンティス会長は記者会見で「英国の主要な新聞社が、それについて質問してきたので回答しよう。マンチェスター・シティはジョルジーニョの問題のために私たちと直接話すことが出来ないと主張している。と、私は答えた。それでは、選手の売却について真剣に交渉できると思うか?」と答えたとのこと。

 なお、過去にクリバリに対して移籍金1億ユーロ以上のオファーが届いたときに売却しなかったことについてラウレンティス会長は後悔しており、クリバリを売ることには前向きな様子。いざこざが残る中、クリバリのシティ移籍は実現するのだろうか。

【了】

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