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好調橋本拳人にロシア紙インタビュー。「リーグで最も輝いている新人の一人」

text by 編集部 photo by Getty Images

橋本拳人
【写真:Getty Images】

 ロシア・プレミアリーグで7試合に出場してすでに4得点を挙げるなど、新天地で順調なスタートを切ったロストフの日本代表MF橋本拳人。ロシア紙『スポルト・エクスプレス』は28日付でその橋本のロングインタビューを伝えている。

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 FC東京から今年夏にロストフへ移籍した橋本は、8月のウファ戦、ウラル戦でいずれも1-0の決勝ゴールを記録。さらに今月27日のアルセナル・トゥーラ戦では2得点を挙げ、ここまでロストフが記録した全7得点中4点を叩き出すチーム得点王となっている。

 その橋本を現地紙は「ロストフのニューヒーロー」「リーグで最も輝いているニューカマーの一人」と絶賛。インタビューではロストフ加入に至った経緯や新チームでのプレーについて、またロシアでの生活や日本との文化の違いなどについて話を聞いている。

「ロストフの試合をいくつか観て、カルピン(監督)のチームの哲学がすぐに気に入りました」と橋本。「リーグのレベルもすごく高いと思えて、このチームで自分を試してみたい、できるはずだと思いました」と移籍に至った思いを振り返った。

 そのヴァレリー・カルピン監督は、現役時代にはロシア代表の主力として活躍し、日韓ワールドカップで日本代表とも対戦した同国のレジェンド。橋本は指揮官について「本当に厳しい。規律を何より優先して、すごく細かい部分まで気を配る。一方で信じられないほどユーモアもあってオープンなタイプで、その全てが成功の秘訣なんだと思います」と印象を語った。

 これまでより高いポジションでプレーしていることについては「すごくやりやすい」と橋本。だが一方で「ピッチ上での役割がそれほど変わったわけでもないですし、それが(ゴール量産の)理由ではないと思います。毎週しっかり相手を研究して、コーチングスタッフから指示を受け、チーム全体がそれに応えようとしているだけです」とも語り、監督の指示を信頼しつつ目の前の試合を戦い続けていく姿勢を示している。

【了】

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