現地時間4日に予定されているイタリア・セリエA第3節のユベントス対ナポリ戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催が危ぶまれる状況となった。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。

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　ユベントスは3日に、クラブ内のスタッフメンバー2人から新型コロナウイルス感染の陽性反応が検出されたと発表した。陽性となったのは選手でもテクニカルスタッフでもないが、プロトコルに従いチーム全員を隔離するとのことだ。

　だがユベントスは、ナポリとの試合を予定通りに行うことも公式声明の形で主張している。リーグ側も「ユベントス対ナポリ戦は明日（4日）20時45分より予定通りに開催する」と声明を出した。

　一方、ナポリでもウイルスの感染者が出ている。2日にポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキおよびスタッフ1人から陽性反応が検出されたのに続いて、3日には北マケドニア代表MFエリフ・エルマスも陽性が確認された。

　ナポリはユベントスとの試合に向けて3日夜にトリノへ向かうことを予定していたが、現地保健当局の指示により足止めされた模様。当日の4日に改めて出発する可能性もあるが、チームが試合に姿を見せなければ0-3の不戦敗扱いになるという見通しも伝えられている。

【了】