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バルセロナ、ピケはやはり長期離脱。手術なら今季絶望に。セルジ・ロベルトは2ヶ月か

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・ピケ
【写真:Getty Images】

 バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケは、やはり長期離脱を強いられる見通しとなった。クラブが検査結果について発表を行っている。

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 ピケは21日に行われたリーガエスパニョーラ第10節のアトレティコ・マドリード戦で負傷交代。顔を押さえ涙を流す様子などから重傷であることが推定されたが、クラブは最初の検査結果として「右膝の捻挫」と発表し、靭帯などに影響が及んでいない望みもあるかと思われた。

 だが翌22日、クラブは改めて精密な検査の結果を発表。診断結果は「右膝内側側副靭帯の重度3度の捻挫および前十字靭帯の部分的損傷」とされており、やはり靭帯を痛めていることが確認された。

 クラブはピケの離脱期間について正確な見通しは示さず、「今後の経過次第」だとしている。スペイン紙『アス』によれば、ピケは水曜日に膝の負傷の専門家であるラモン・クガート外科医の診察を受ける予定であり、手術を行うかどうかはその後で決断を下すようだ。

 クラブドクターは手術を行わず保存療法で治療することを勧めているとされており、その場合の離脱期間は3ヶ月から4ヶ月ほどと予想されている。だが手術を行うのであれば6ヶ月から8ヶ月程度の離脱が見込まれ、今季中の復帰は難しくなる。

 またバルサは、同じくアトレティコ戦で負傷したMFセルジ・ロベルトの診断結果についても「右足大腿直筋の断裂」と発表。スペインメディアでは2ヶ月ほどの離脱と予想されている。今季リーガで苦しい戦いが続いているバルサにとって、両者の離脱は大きな打撃となりそうだ。

【了】

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