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ニューカッスルって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 武藤嘉紀は退団…大爆発中の新エースとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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ハビエル・マンキージョ
【写真:Getty Images】

ハビエル・マンキージョ(元U-21スペイン代表/背番号19)
生年月日:1994年5月5日(26歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト

 アトレティコ・マドリード、リバプール、マルセイユと経歴は華やかで、若手の頃から有望株として注目を浴びてきたが、やがて伸び悩むようになってしまった。それでも昨季は後半戦でレギュラーに定着し、成長の跡を示した。

 契約満了が昨季末に近づいていて移籍も噂されたが、無事に契約延長にサインして今季も残留。5バックを採用しているためチーム全体は守備的だが、攻撃の際は積極的に右サイドを攻め上がる。左サイドバックでプレーできる柔軟性も。

ファビアン・シェア
【写真:Getty Images】

ファビアン・シェア(スイス代表/背番号5)
生年月日:1991年12月20日(28歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト

 得点力が高く、ボールを持てば豪快な攻め上がりや積極的な縦パスで攻撃にスイッチを入れるアグレッシブなセンターバック。昨季後半戦はやや信頼を失ってベンチを温める試合が増えたものの、肩の負傷から復帰した今季は5バックの一角で再び存在感を大きくしている。

 スイス代表として50試合以上、2度のワールドカップにも出場している。クラブレベルでは母国スイスの他にドイツ、スペイン、イングランドでプレーしたことがあり、28歳にして豊富な国際経験を誇る。

ジャマール・ラッセルズ
【写真:Getty Images】

ジャマール・ラッセルズ(元U-21イングランド代表/背番号6)
生年月日:1993年11月11日(27歳)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト

 イングランド人らしいパワフルさが最大の持ち味で、豪快に相手をなぎ倒す巨漢センターバックだ。ただ力任せなわけではなく、プレーには安定感があり、チームキャプテンとしてのリーダーシップも高く評価される。

 3歳上のダーロウは2014年夏にニューカッスルに加入した同期で、同じノッティンガム・フォレストの下部組織出身。U-20イングランド代表として2013年のU-20ワールドカップに出場した経験を持つが、A代表招集は「もうイングランド代表のメンバー発表は見なくなった。自分が呼ばれることはないだろうから」と諦めたことを、今月24日に配信された『The Getting Messi Podcast』の中で明かした。

フェデリコ・フェルナンデス
【写真:Getty Images】

フェデリコ・フェルナンデス(元アルゼンチン代表/背番号18)
生年月日:1989年2月21日(31歳)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 対人戦で圧倒的な強さを発揮する古典的なセンターバックで、スティーブ・ブルース監督から最も信頼を寄せられる選手の1人。プレミアリーグでの出場数は200試合に迫る経験値を誇り、昨季は新監督就任とともにレギュラーの座を掴み取ってリーグ戦32試合に出場した。

 今季もセンターバック陣の中では唯一の全試合フルタイム出場中。アルゼンチン代表から2014年を最後に遠ざかっているが、実績を考えれば不思議なくらいだ。11月27日に行われたクリスタル・パレス戦の前には、同月25日に亡くなった母国の英雄ディエゴ・マラドーナ氏を偲んで、1人だけ「MARADONA」と10番を背中にプリントした青いシャツでウォーミングアップに臨んだ。

ジャマール・ルイス
【写真:Getty Images】

ジャマール・ルイス(北アイルランド代表/背番号15)
生年月日:1998年1月25日(22歳)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 2部チャンピオンシップ降格となったノリッジから引き抜いた伸び盛りの左サイドバックで、さっそくレギュラーに定着して期待に応えている。今夏、アンドリュー・ロバートソンのバックアップを探すリバプールも獲得に動いていたとされる逸材だ。

 自らドリブル突破を仕掛けてクロスに持ち込む強気のプレースタイルで、90分間サイドをアップダウンできるスタミナも無尽蔵。イングランドのルートン出身だが、母親がベルファスト出身のため世代別代表時代から北アイルランド代表を選択。2018年にA代表デビューを果たし、すぐ主力に定着した。

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