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欧州CL出場を狙う日本人選手が誕生! 国内外を渡り歩く田島翔の新天地はサンマリノ。本選までの道のりは?

text by 編集部 photo by Sho Tajima

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S.S.ペンナロッサ加入が決まった田島翔(左)とアトムソリューションズ株式会社の林裕一代表【写真:田島翔】

 かつてロアッソ熊本に所属した田島翔が、12月からサンマリノ1部のS.S.ペンナロッサでプレーすることが決まった。ペンナロッサは2003/04シーズンには優勝した強豪で、昨季のサンマリノ1部リーグでは4位に入っている。

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 加入に際して田島は「世界中が大変な中、チャンピオンズリーグ出場という目標に向けて、サッカーができる事に感謝をしながら、1日1日を大切にしていきたいと思います」とコメント。サンマリノリーグは優勝クラブにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選1回戦の出場権が与えられている。

 背番号8をつける田島はサンマリノリーグでプレーする初めての日本人となる。「街全体が世界遺産というサンマリノで、プレーはもちろん、普段の振る舞いから高い意識を持ち、日本人として歴史を刻めるように頑張ります」と意気込みを語る。

 田島は函館工業高校卒業後にシンガポールに渡り、37歳となった現在まで、国内外の様々なクラブでプレーしてきた。日本ではFC琉球や熊本などでプレー。国外でのプレーはシンガポール、スペイン、クロアチア、ニュージーランド、アメリカ合衆国、韓国に続いて7か国目。また、日本企業のアトムソリューションズ株式会社がペンナロッサのユニフォームスポンサーになることも決まっている。

【了】

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