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頭蓋骨骨折のウルヴスFWが練習場訪問。指揮官はフッキへの関心を明言せず

text by 編集部 photo by Getty Images

ラウール・ヒメネス
【写真:Getty Images】

 ウルヴァーハンプトンのFWラウール・ヒメネスが、クラブの練習場を訪問した。ヌーノ・エスピリト・サント監督が明かしている。英『デイリー・メール』などが伝えた。

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 ヒメネスは先月29日のアーセナル戦でダビド・ルイスと激しく接触。頭蓋骨骨折の重傷で長期離脱を余儀なくされた。

 それでも、ヒメネスの回復は順調な様子。手術を受けて退院した同選手は、10日にウルヴァーハンプトンの練習場を訪れたとのことだ。

 ウルヴァーハンプトンは前節、リバプールに0-4と大敗した。それだけに、良いニュースはチームの助けになるかもしれない。

 ヌーノ監督は「笑顔の彼に会えたことは、我々全員にとって非常に良かった」とコメント。「彼は順調に回復しており、ポジティブで、再び準備を始めている」と語っている。

 ただし、「(ヒメネス復帰に向けた)具体的なスケジュールはない。まずは彼の健康を確認することだ。急ぐことはない」と述べ、現時点で復帰時期については考えていないとのことだ。

 ヒメネスの長期離脱を受けて、上海上港から退団する見通しのFWフッキがウルヴァーハンプトンに加わるのではないかと報じられている。

 元同僚のフッキ獲得について問われたヌーノ監督は、「移籍市場は来月の話で、今じゃない。そのときがきたらチェックすることになる」と述べるにとどまり、明言は避けた。

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