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組み立てからフィニッシュまで完璧。レスターがマンU相手に繰り出した100点満点のカウンター

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイミー・ヴァーディー
【写真:Getty Images】

 プレミアリーグでこの時期の風物詩となっているボクシング・デー(12月26日)の試合では、2位レスター・シティと3位マンチェスター・ユナイテッドの上位対決に注目が集まる。レスターの公式ツイッターアカウントではこの試合に向けて、3年前の対戦で記録された鮮やかなゴールを振り返っている。

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 ちょうど3年前の2017年12月23日、プレミアリーグ第19節の試合でレスターとユナイテッドが対戦。前半27分、先制ゴールは非常に完成度の高いカウンターからレスターに生まれた。

 自陣内でボールを奪った味方選手から縦パスを受けたジェイミー・ヴァーディーはダイレクトでボールを落とし、ウィルフレッド・ディディがこちらもダイレクトで一気に前線へのロングパスを送り込む。抜け出したリヤド・マフレズには自らシュートを狙いにいく選択肢もあったが、クリス・スモーリングに追いつかれたこともあり、バウンドしたボールを追い越して一旦キープすることを選ぶ。

 画面には捉えられていないが、マフレズには後方から長い距離を走って追いついてくるヴァーディーが見えていた。最後は溜めを作ったマフレズから絶妙なタイミングのラストパスを受けたヴァーディーがネットを揺らす。起点からフィニッシュまで全てが完璧なカウンターだった。

 この2年前には奇跡的なプレミアリーグ初優勝を成し遂げていたレスターだが、チームもヴァーディーも“一発屋”に終わることはなく、強豪チームとそのエースストライカーとして結果を残し続けている。ボクシング・デーも楽しみな一戦となりそうだ。

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