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“コロナ時代”のディスタンス…レスターMFのゴールパフォーマンスが話題に

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェームズ・マディソン
【写真:Getty Images】

 現地時間16日に行われたプレミアリーグ第19節の試合で、レスター・シティがサウサンプトンに2-0の勝利を収めた。この試合でレスターのイングランド代表MFジェームズ・マディソンが見せたゴールパフォーマンスが注目を集めている。

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 マディソンは前半37分にレスターの先制ゴールを記録。得点自体も見事なものであり、スルーパスを受けてペナルティーエリア右に抜け出すと、角度のない位置からGKのニアを豪快に撃ち抜いてボールをネット天井へと突き刺した。終了間際にも1点を加えたレスターは暫定2位浮上も果たしている。

 だがゴール以上に話題となっているのはその後のパフォーマンスだ。マディソンは集まってこようとするチームメートを制止するかのように腕を広げたあと、距離を取ったまま“エア・ハイタッチ”や“エア握手”で喜びを表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大以来、ピッチ上でも選手の接触を極力避けることが推奨されているが、従来どおりゴール後に抱き合う様子などが見られることも多い。マディソンが示した形は、コロナ時代のゴールパフォーマンスの新たなスタンダードとなる可能性もあるのかもしれない。もっとも、マディソンも最後は近づいてきた味方選手と接触してしまっているが…。

「サッカーを続けていくために、こういうちょっとしたことが必要ならそうしよう。集まるのはやめるように言われていたから、少しジョークっぽく楽しくしてみようとしたんだ」とマディソンは試合後に『BTスポーツ』でコメントしている。

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