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世界最高額のGKは誰だ? サッカー選手GK市場価値ランキング1~5位。世界最高の第2GKとは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:レアルの守護神

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【写真:Getty Images】

GK:ティボー・クルトワ(ベルギー代表/レアル・マドリード)
生年月日:1992年5月11日(28歳)
市場価値:7500万ユーロ(約90億円)
今季リーグ戦成績:18試合出場/15失点

 昨季のティボー・クルトワはラ・リーガで年間の平均失点が最も少なかったGKに贈られるサモラ賞を受賞。チームが不調にあえぐ今季は自身もミスが散見されたが、チームの復調とともにクルトワも高いパフォーマンスを見せている。

 18歳のときにベルギーのヘンクで正GKの座を掴むと、争奪戦の末にチェルシーに加入する。期限付き移籍で3シーズン過ごしたアトレティコ・マドリードでラ・リーガ制覇を経験すると、14年に復帰したチェルシーでは2度のリーグ優勝に貢献。ベルギー代表として出場したロシアワールドカップで最優秀GKに輝くと、大会後にレアル・マドリードに移籍している。

 199cmの長身と長いリーチを活かしたダイナミックなセーブで決定機をことごとく潰す。抜群の反射神経によりゴールの四隅まで腕を伸ばすことが可能で、他のGKであれば難しいボールもキャッチしてしまう。ゴール前で醸し出す圧倒的な雰囲気は守護神の名に相応しい。

【次ページ】2位:最優秀GK賞

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