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劣悪なピッチもお構いなし。守備陣を蹂躙した全盛期ロナウド氏の大暴れ

text by 編集部 photo by Getty Images

ロナウド
【写真:Getty Images】

 度重なる深刻な負傷に苦しめられながらも人間離れしたプレーと圧倒的な記録を残し、サッカー史上最高のストライカーの一人として語り継がれるブラジルのロナウド氏。UEFAヨーロッパリーグの公式ツイッターアカウントでは、そのロナウド氏が前身の大会であるUEFAカップで大暴れを見せた試合を振り返っている。

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 1997/98シーズンのUEFAカップで準決勝まで進んだインテルは、ロシアの強豪スパルタク・モスクワと対戦。ホームでの1stレグに2-1の勝利を収めたあと、1998年4月17日にアウェイでの2ndレグに臨んだ。

 モスクワのピッチは見るからに劣悪な状態であり、泥まみれの湿地帯と化していたが、キャリア前半の一度目の全盛期を迎えていたロナウド氏はそんなコンディションを物ともせず。前線でコンビを組んだチリ代表のイバン・サモラノ氏とともに自由自在に暴れ回り、スパルタクの守備陣を蹂躙した。

 試合はロナウド氏の2得点により2-1の勝利を収めたインテルが決勝進出を果たしたが、特に1点目は圧巻。スローインからのボールを収めて反転し、サモラノ氏に預けたあとリターンを受けると、守備陣3人を一瞬で抜き去ったあとGKまでかわしてシュートを流し込んだ。

 決勝へと勝ち進んだインテルはパリでラツィオと激突。ロナウド氏らのゴールによりイタリア対決に3-0の快勝を収めてUEFAカップ優勝のタイトルを手に入れる結末となった。

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