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19/20年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング1~5位。アザール、グリーズマンらを上回った若きFWとは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:チェルシー時代の輝きはどこへ?

エデン・アザール
【写真:Getty Images】

FW:エデン・アザール(ベルギー代表)
生年月日:1991年1月7日(30歳)
所属クラブ:チェルシー→レアル・マドリード
移籍日:2019年7月1日(当時28歳)
移籍金:1億1500万ユーロ(約138億円)
初年度のリーグ戦成績:16試合出場/1得点6アシスト

 チェルシー時代のベルギー代表戦士は間違いなく世界最高レベルのプレーを披露していた。ドリブルは一度勢いに乗ると手がつけられないほど切れ味鋭く、シュートセンスもピカイチ。プレミアリーグ最優秀選手賞をはじめ多くの個人賞を受賞するなど、その輝きはまさに特別なものがあった。

 だからこそ、2019年夏に1億1500万ユーロ(約138億円)とされる移籍金でレアル・マドリードに加入した際の期待感は果てしなく大きかった。当時、フロレンティーノ・ペレス会長も「並外れたプレーヤーがチームの一員になる」とコメントを残すなど、同選手には確かな信頼を寄せていた。

 しかし、マドリー加入後のアタッカーは負傷続きで全くと言っていいほど輝けず。1年目はリーグ戦わずか1得点に終わった。そして在籍2年目の今季も怪我を繰り返すなど継続性を欠いており、サポーターを満足させるには至っていない。チェルシー時代の輝きはどこへ行ってしまったのか。

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