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南野拓実、サウサンプトンで待つ新たな11人の仲間。ライバルの現状は…、スタイルとフォーメーションは古巣と類似?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

カイル・ウォーカー=ピータース(イングランド/背番号2)
生年月日:1997年4月13日(23歳)
今季リーグ戦成績:18試合出場/0得点2アシスト

 U-20ワールドカップでは左サイドバックとしてU-20イングランド代表の優勝に貢献したカイル・ウォーカー=ピータース。昇格したトッテナムでは居場所を築けなかったが、1年前に期限付き移籍したサウサンプトンでリーグ戦再開後にレギュラーに定着。今季からは完全移籍となっている。

 ハイラインとハイプレスを敷くサウサンプトンのサッカーで、右サイドを積極的に駆け上がるウォーカー=ピータースは重要なピースとなっている。しかし、1月に太ももを負傷して直近2試合を欠場。3連敗を喫したサウサンプトンにとっては痛い離脱となった。

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【写真:Getty Images】

ヤン・ベドナレク(ポーランド代表/背番号35)
生年月日:1996年4月12日(24歳)
今季リーグ戦成績:20試合出場/1得点1アシスト

 17年夏に加入したヤン・ベドナレクは、マーク・ヒューズ元監督の下で出場機会を得られなかった。しかし、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の信頼を掴み、今季もセンターバックのレギュラーを守っている。

 インターセプトがうまく、地上戦でも空中戦でも強さを見せる。ハイラインを敷くサウサンプトンではセンターバックがカウンターのピンチにさらされる場面も少なくないが、ベドナレクの身体を張ったディフェンスがその傷を最小限に留めている。

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【写真:Getty Images】

ジャック・スティーブンス(イングランド/背番号5)
生年月日:1994年1月27日(27歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 センターバックはベドナレクとジャック・スティーブンスのコンビで今季はスタートしたが、第3節以降はスティーブンスに代わってヴェスターゴーアがプレーしている。199cmの巨体を活かした空中戦では絶対的な自信を持ち、今季は2得点をいずれも頭で決めている。

 しかし、年末にヴェスターゴーアが負傷すると、以降はスティーブンスが先発に復帰。フィードの正確性には定評があるが、空中戦の強さではヴェスターゴーアとベドナレクに劣る。チームはヴェスターゴーアの離脱後、1勝2分3敗と不調に陥っている。

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【写真:Getty Images】

ライアン・バートランド(元イングランド代表/背番号3)
生年月日:1989年8月5日(31歳)
今季リーグ戦成績:18試合出場/0得点0アシスト

 31歳となった今シーズンも、ライアン・バートランドは攻守に渡るハードワークで左サイドを制圧している。左サイドバックのバックアップは昨シーズン昇格したジェイク・ヴォキンスのみという状況で、バートランドは20試合中18試合に先発している。

 カウンターを受けた際は長い距離を走って戻り、ボールを奪えば左サイドを駆け上がる。粘り強い対人守備と精度の高いクロスという持ち味を発揮して、左サイドを支えている。

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