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イブラヒモビッチ沈黙のミランがまさかの完敗。首位陥落の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
【写真:Getty Images】

【スペツィア 2-0 ミラン セリエA第22節】

 セリエA第22節のスペツィア対ミランが現地時間13日に行われた。試合は2-0でホームのスペツィアが勝利した。

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 首位を走るミランは、18日からヨーロッパリーグの決勝トーナメントが始まるため、過密日程が待っている。16位スペツィアとの一戦はしっかり勝っておきたいところだったが、狙い通りにはいかない。

 試合の主導権を握ったのはスペツィア。序盤からリズムの良い攻撃でミランを翻弄してチャンスをつくる。ミランは無失点で前半をしのいだが、それでも高い位置からのプレスにも苦しんでペースをつくれずに折り返した。

 良い流れのスペツィアは後半、ペースダウンの前に先制点を奪った。56分、ボールを奪って持ち上がろうとするテオ・エルナンデスから奪い返すと、そのまま人数をかけて速攻。マッジョーレが決めてリードした。

 追いかけるミランは64分、ベナセル、レオン、ケアーを下げて、マンジュキッチ、メイテ、トモリを投入。3枚替えを行う。しかし、直後にセットプレーを与えてしまうと、恐れていた展開に。

 スペツィアは67分、ペナルティエリア左脇からのセットプレー。中に入れずにマイナスに転がすと、フリーで待っていたバストーニがダイレクトでシュートを放ち、ゴール右隅に決めた。

 終盤はミランが攻め急いだが、最後までゴールは奪えず試合終了。スペツィアが2-0で勝利した。

 ミランと勝ち点2差で2位のインテルは14日にラツィオと対戦予定。インテルが勝つと、ミランは首位陥落ということになる。

【得点者】
56分 1-0 マッジョーレ(スペツィア)
67分 2-0 バストーニ(スペツィア)

【了】

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