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絶不調ヘタフェ、今週中の監督交代予想も。久保建英&アレニャの扱いも一因?

text by 編集部 photo by Getty Images

ホセ・ボルダラス
【写真:Getty Images】

 ラ・リーガで4連敗、6試合未勝利と絶不調に陥っているヘタフェ。ホセ・ボルダラス監督が解任される可能性が高まりつつあるとも報じられている。

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 ヘタフェは1月には新加入の久保建英のデビュー戦となったエルチェ戦で4試合ぶりの白星を挙げ、続くウエスカ戦でも今季初の連勝を飾った。だがそこから状況は急激に悪化し、6試合で勝ち点1の獲得にとどまっている。5試合連続の無得点に終わり、最近4試合で枠内シュートわずか1本という惨状だ。

 ボルダラス監督の立場が危うくなったという見方も当然ながら強まっている。スペイン紙『アス』は、「次の土曜日のバレンシア戦まで続投させることは難しい」と今週中の解任を予想している。

 解任した場合には契約により300万ユーロ(約3億8300万円)の出費が必要となり、そのためアンヘル・トーレス会長はこれまで我慢していたが、その忍耐も限界に達したとの見方。成績不振に加え、久保とMFカルレス・アレニャの獲得を監督自身が強く希望しながらも先発で起用しなくなったことも、クラブからの心象を悪化させる一因になったとみられている。

 同紙はまた、新監督の有力候補はミチェル氏だと予想。ミチェル氏は2009年にヘタフェ監督に就任してチームを降格の危機から救った過去があり、その後はセビージャ、オリンピアコス、マルセイユ、マラガなどで監督を務めた。

 一方で『マルカ』紙の見方は異なっており、トーレス会長はボルダラス監督に対して「あと2試合」の猶予を与えると伝えた。即座の監督交代はなく、今後のバレンシア戦とバジャドリード戦の結果次第で監督の運命が決まるとしている。

【了】

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