イングランド・プレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ対ウェスト・ハム戦が現地時間27日に行われ、ホームのシティが2-1で勝利を収めた。これでシティは公式戦20連勝を達成している。

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　前半に先制したあと一旦は追いつかれたシティだが、68分にはジョン・ストーンズが勝ち越しのゴール。これで昨年12月15日のウェスト・ブロムウィッチ戦に引き分けて以来、リーグ戦14試合とチャンピオンズリーグ1試合、FAカップ3試合、リーグカップ2試合の計20試合に勝ち続けている。

　シティは2017年にも公式戦20連勝を達成したことがあったが、その連勝記録を認めるかどうかについては議論もあった。リーグカップのウォルバーハンプトン戦でのPK戦による勝利が含まれており、引き分け扱いとする考え方もあるためだ。

　その記録を認めないとすれば、1892年のプレストンと1987年のアーセナルが達成した公式戦14連勝がイングランドのチームとしては最長の連勝記録だった。シティは今月10日のスウォンジー戦（FA杯）に勝利して15連勝とした時点でその記録を塗り替えていたが、今回はPK戦勝利を含めたとしても過去最長の記録に並んだことになる。

　プレミアリーグの試合のみに限れば、2017年のシティと昨季のリバプールが達成した18連勝が最長記録。シティがこの記録にも並ぶためには今後マンチェスター・ユナイテッド、フラム、ウルヴァーハンプトン、レスター・シティに勝利する必要がある。

　連勝開始前の時点ではプレミアリーグで9位に位置していたシティだが、今では2位に暫定13ポイント差をつけての首位。このまま2年ぶりの優勝へと進み続けるのだろうか。

【了】