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ピッチ外の行動も大胆すぎるイブラヒモビッチ…渋滞に巻き込まれバイクを“ヒッチハイク”

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
【写真:Getty Images】

 ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、出演を予定していた音楽祭に渋滞のため遅刻しそうになり、付近を走行していたバイクを“ヒッチハイク”するという驚きの行動を取った。イタリア『メディアセット』など複数メディアが伝えている。

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 イブラヒモビッチはイタリアの伝統の音楽祭である「サンレモ音楽祭」にゲスト出演。だが現地時間4日夜の出演に向けて車で会場へ向かっていたところ、事故による渋滞に巻き込まれて予定されていた到着時刻に間に合わない見通しとなった。

 そこでイブラヒモビッチは走行していたバイクを呼び止め、会場まで乗せていってくれるよう依頼。突然現れたスーパースターからの頼みに驚きながらもライダーはこれを引き受け、イブラヒモビッチは無事に会場に到着した。予定より約2時間遅れての到着だったがショーの開催中には間に合い、友人であるボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督とのデュエットを披露した。

 イブラヒモビッチは翌5日の会見で前日の出来事について説明。「渋滞で3時間止められたところで、ドライバーにドアを開けてくれと頼んだ。バイクで走っていたライダーを止めて、サンレモに連れて行ってくれと頼んだんだ。幸い彼はミラニスタだったよ」「危ないって? そうかもしれない。だがリスクを冒すことは怖くないし、他に方法はなかったからね」と語っている。

 イブラヒモビッチをバイクに乗せた男性もイタリア『ラジオ・モンテカルロ』にその体験を語っている。バイクで外出して帰宅しようとしていたところを呼び止められたという。予備のヘルメットは持っていたが、「普段バイクに乗るのは日曜だけだ。高速道路に乗ったことはなかった」と、運転経験が豊富ではないことも認めている。

 イブラヒモビッチは男性に運転を交代することも申し出たが、自ら最後まで運転して重責を果たしたとのこと。急いでいたイブラヒモビッチとは一緒に写真を撮ることもできなかったが、ユニフォームをプレゼントすることを約束されたと語っている。

【了】

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