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ヒールクロスから豪快ボレー。リーガ時代のボアテング、過程も素晴らしいスーパーゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

ケヴィン=プリンス・ボアテング
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエB(2部)のモンツァに所属する元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテングが、3月6日に34歳の誕生日を向けた。ラ・リーガ公式ツイッターアカウントではそのボアテングのバースデーを祝い、リーガ時代のスーパーゴール動画を紹介している。

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 2005年にヘルタ・ベルリンでデビューを飾って以来、様々なリーグとクラブを渡り歩く流浪のキャリアを送ってきたボアテング。欧州5大リーグのうち4つでゴールを記録した数少ない選手の一人でもある。

 特に過去数年間は1年以上同じクラブにとどまることがなかったが、2016/17シーズンを過ごしたラス・パルマス時代は比較的充実した時期だったと言えるかもしれない。主力としてコンスタントに出場し、キャリア唯一の二桁得点となるリーガ10得点を挙げている。

 中でも2016年10月のビジャレアル戦で挙げたゴールは、この年のリーガのベストゴールのひとつとも評された逸品。シュートももちろんだが、得点に至る過程も素晴らしい。敵陣内右サイドでのリズミカルなパスワークからエリア内に浮き球パスが送られると、MFタナがジャンプしながらのダイレクトヒールキックでクロスを入れ、最後はボアテングが高い打点からの豪快なボレーで叩き込んだ。

 その後フランクフルトやバルセロナ、フィオレンティーナなどでもプレーしたボアテングは昨年9月、シルビオ・ベルルスコーニ氏がオーナーを務めるクラブであるモンツァに加入。12月に加入したマリオ・バロテッリらとともにクラブ初のセリエA昇格を目指している。

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