ウーデゴールは「特別なクオリティを持っている」。9試合目で初ゴール、アーセナルに何をもたらしたのか?【EL分析コラム】

UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグ、オリンピアコス対アーセナルが現地時間11日に行われ、1-3でアーセナルが勝利した。冬にレアル・マドリードから期限付き移籍しているマルティン・ウーデゴールは、この試合でアーセナルでの初ゴールを決めている。(文:加藤健一)

2021年03月12日(Fri)10時49分配信

シリーズ:分析コラム
text by 加藤健一 photo Getty Images
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移籍後初ゴールのウーデゴール

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【写真:Getty Images】

 目が覚めるようなミドルシュートがオリンピアコスのゴールに突き刺さった。34分、アタッキングサードでボールを受けたマルティン・ウーデゴールが左足を振り抜くと、無回転シュートはGKの手に当たりながらゴールネットに吸い込まれた。

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 昨シーズン、レアル・ソシエダの主力として活躍したウーデゴールはレアル・マドリード復帰の切符を勝ち取った。しかし、ラ・リーガでの先発機会はわずか3度。出場機会を求めて冬にアーセナルへ期限付き移籍していた。

 2月に入ってからは徐々に先発の機会も増えてきたが、なかなか結果に結びつく仕事ができなかった。オリンピアコス戦のゴールは、加入後9試合目で奪った初ゴール。「彼は我々に連続性をもたらしてくれる」と、ミケル・アルテタ監督も高く評価している。

 データサイト『Whoscored.com』によれば、82分までプレーしたこの試合で、ウーデゴールは4本のシュートと4本のキーパスを記録している。ともに両チームトップの数字だった。

ウーデゴールの「特別なクオリティ」

「ポケットでプレーするスペシャリスト。我々が必要としていた特別なクオリティを持っていると信じている」

 アルテタ監督は加入したばかりのウーデゴールをこう評している。しかし、この試合でオリンピアコスは両サイドハーフがDFラインに吸収される場面も多く、ゴール両脇のポケットに侵入することは難しかった。

 それでも、ウーデゴールはゴールへの道筋を切り開いた。ブカヨ・サカ、ウィリアンとともに、相手のサイドハーフが落ちたことで空いたDFラインの前のスペースで、何度もボールを受けた。トップ下のウーデゴールはこのポジションで「特別なクオリティを持っている」ことを証明している。

 アーセナルはプレミアリーグでは10位と低迷している。しかし、ELで結果を残したウーデゴールが、巻き返しのキーマンになるかもしれない。

(文:加藤健一)

【了】

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