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久保建英の守備は改善されている。タックル数はチーム2位、成長を印象付けたプレーとは…

text by 編集部 photo by Getty Images
久保建英
【写真:Getty Images】

【ヘタフェ 0-1 カディス ラ・リーガ第30節】

 ラ・リーガ第30節、ヘタフェ対カディスが現地時間10日に行われ、0-1でヘタフェは敗れた。ヘタフェは3連続ドローを挟み5戦未勝利となり、降格圏と4ポイント差の15位に沈んでいる。

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 日本から戻ってきて最初の試合となった前節ではベンチスタートとなり、約10分の出場で一度もボールに触ることができなかった。しかし、初アシストを記録したエルチェ戦以来、2戦ぶりに先発で起用されたこの試合で、久保は攻守に渡って奮闘した。

 久保の活躍はスタッツにも表れている。データサイト『Whoscored』によると、パス成功率はチーム平均を上回る71.4%で、前線の選手としては高い数字と言っていいだろう。ドリブル回数はチームトップタイの2回を記録した。

 ディフェンス面でも結果を残した。タックル数はセンターバックのジェネに次ぐ3回を記録。40分には自身のボール奪取がチャンスになり、44分には素早い攻守の切り替えでボールを奪い返し、フィニッシュにつなげている。

 ビジャレアル時代にはウナイ・エメリ監督に守備の課題を指摘され、ヘタフェ加入後もホセ・ボルダラス監督にフィジカルの改善を要求された。しかし、カディス戦でフィジカルコンタクトにおいては対等以上にプレーしていた。久保は少しずつ課題を克服し、成長を裏付けるプレーを見せている。

●久保建英が2戦ぶりに先発! ヘタフェ戦ハイライト


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【了】

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