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グリーンウッドは「別次元に到達する」。マンUの19歳は弱点克服でゴールを量産、成長を示すプレーとは?

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドの19歳、メイソン・グリーンウッドが躍動している。21日のFAカップ・レスター戦以降、公式戦4試合で3得点をマーク。直近のトッテナム戦では途中出場から1得点1アシストの活躍を見せ、チームを逆転勝利に貢献した。

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 昨季はプレミアリーグで10得点を挙げるなど、センセーショナルな活躍を見せた。今季は背番号11を与えられ、昨年9月にはイングランド代表デビューも果たした。しかし、大きな期待を背負う今季はなかなか結果を残せず。前半戦は12月のウェストハム戦とリーグカップ・ルートン・タウン戦の2得点に留まり、先発を外れる試合も多かった。

 しかし、オーレ・グンナー・スールシャール監督はグリーンウッドを辛抱強く起用した。グリーンウッドは徐々に昨季のようなパフォーマンスを見せていき、3月下旬以降は先述の通り、ゴールやアシストといった結果を残している。

 これまでプレミアリーグで挙げた13得点のうち、左足から9得点、右足では3得点を記録している。トッテナム戦ではマッチアップした相手選手が左足を防いだが、グリーンウッドは逆を突いて右足でゴールを決めた。両足から精度の高いシュートを打てるのは大きな武器である。

 4日のブライトン戦ではダイビングヘッドで決勝点を決めた。ヘディングについて「自分の弱点の一つでもあった」と語るように、プレミアリーグ公式サイトによれば、リーグ戦でヘディングからゴールを決めたのはこれが初めて。試合後にグリーンウッドは「ずっと練習していたヘディングで得点を決められた」と振り返り、自信を深めている。

 レスター戦では左足、ブライトン戦では頭、そしてトッテナム戦では右足でゴールを決めた。「ストライカーやアタッカーとしてプレーするには、なんでもやれないといけない」とグリーンウッドは語る。スールシャール監督はブライトン戦後に、「今日のようなゴールを決めてくれれば、彼は一つ別の次元に到達することになる」と称賛した。頭から決めたことは、グリーンウッドの成長を示している。

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【了】

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