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アーセナル買収へ「Spotify」創業者が名乗り。不振とスーパーリーグ問題で現オーナーは窮地

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル
【写真:Getty Images】

 音楽ストリーミングサービス『Spotify』の共同創業者・CEOであるダニエル・エク氏が、アーセナルのクラブ買収に名乗りを挙げた。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。

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 エク氏は現地時間23日に、自身の公式ツイッターアカウントでアーセナル買収への意欲を表明。「子供の頃から、記憶にある限りずっとアーセナルを応援し続けてきた。KSEがアーセナルを売りたいのであればぜひとも名乗りを上げたい」とコメントしている。

 アーセナルの現在のオーナーは、米国の実業家スタン・クロエンケ氏を中心とするクロエンケ・スポーツ&エンターテインメント(KSE)。2011年にクラブの最大株主となったが、サポーターから現オーナーへの批判の声は強まっている。

 近年の成績不振に加えて、クラブが欧州スーパーリーグ(ESL)の創設を試みたメンバーに加わったことでクロエンケ氏への批判が爆発。23日に行われたプレミアリーグのエヴァートン戦では、無観客で開催された試合の会場外に集まったサポーターが激しい抗議行動を繰り広げた。

 スウェーデン出身のエク氏は38歳にして資産総額47億ユーロ(約6100億円)とされる大富豪。現オーナーはクラブを売却する意思がないことを改めて強調しているが、今後の対応や成績次第ではサポーターからの圧力はさらに強まっていくかもしれない。

【了】

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