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浅野拓磨、電撃退団は「当然」? 現地メディアがパルチザンの対応の問題を指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

浅野拓磨
【写真:Getty Images】

 セルビア1部パルチザン・ベオグラード退団を発表した日本代表FW浅野拓磨について、セルビア『alo!』が7日に詳細を伝えている。

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 パルチザンで活躍していた浅野は、クラブの給与未払いと不誠実な対応を理由に退団を表明。しかし、パルチザンは徹底抗戦の構えで、FIFAに提訴する意向。大きな論争となっている。

 今回の報道によると、浅野が給与未払いに気づいたのは、借りていたマンションの家主が直接訪れたときだったという。家主から家賃の支払いを求められたことで、クラブからの支払いが何カ月も滞っていることを把握し、すぐにクラブに連絡を取ったそうだ。

 浅野はこの状況にショックを受けて、問題解決のためにクラブの人間に連絡を取った。だが、誰もその要求に応じなかったという。それも一度ではなく、複数回にわたってのことだったようで、「不誠実な対応」と感じ、今回の決断に至ったという。

 同記事は、日本代表を率いる森保一監督のコメントも紹介。「拓磨は人やチームを裏切ったりするような人間じゃない」と語ったことを伝え、「相手に誠実さを感じられずにいた日本代表選手はもう苦しみたくなかった。彼の国の文化などをふまえれば、こういった状況で一歩踏み出すのも当然だ」と記し、パルチザンの対応に問題があったと指摘している。

【了】

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