フットボールチャンネル

アーセナル、昨季逃したフランス代表MF獲得に再びチャンス? 移籍金は約半額か

text by 編集部 photo by Getty Images

フセム・アワール
【写真:Getty Images】

 アーセナルは、昨夏に惜しくも獲得を逃したリヨンのフランス代表MFフセム・アワールの獲得に再挑戦できるチャンスが出てきたのかもしれない。英紙『エクスプレス』などが伝えている。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 リヨンの生え抜きスター選手として頭角を現したアワールには多くのクラブが獲得への関心を示していたとみられ、昨夏には特にアーセナルが積極的に動いていた模様。本人との間では契約の合意に達したとの報道もあったが、移籍金として提示した金額はリヨンの要求額に届かなかったようだ。

 昨夏はリヨンに残留する結末となったが、今季終了後には他クラブに巨額の移籍金で引き抜かれることが確実とも予想されていた。だが今季のリヨンでは昨季ほど際立ったパフォーマンスを見せられず、「平均的なシーズン」を過ごしたとして、他クラブへの移籍はそれほど確実ではない状況になったと仏紙『レキップ』は伝えている。

 一方で英国メディアではこの報道を受け、逆にアーセナルにとってはアワール獲得へのチャンスが高まったという見方を示した。今季のパフォーマンスや移籍市場の冷え込みにより、想定される移籍金の金額が大幅に下がることが見込まれるためだ。

 リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は昨夏と同じく、適切なオファーが届けばアワールの移籍に応じることも検討するという姿勢を取っている。その移籍金の額は、6000万ユーロ(約79億3000万円)とも言われた昨季の半分程度まで下がる可能性があるとも伝えられている。

 アーセナルはレアル・マドリードからレンタルしているMFマルティン・ウーデゴールの去就が不確定。中盤に新たな選手の補強が必要になったとすれば、昨季逃したターゲットを再び狙うこともあるのだろうか。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top