リーガエスパニョーラ第35節のレアル・マドリード対セビージャ戦が現地時間9日に行われる。今季のタイトル争いを大きく左右する可能性がある一戦に向け、マドリーのブラジル代表MFカゼミーロが“セビージャキラー”として注目を集めている。

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　8日に行われた試合でバルセロナとアトレティコ・マドリードがドローに終わったことで、三つ巴の接戦を演じるマドリーにとっては首位に躍り出るチャンス。一方の4位セビージャとしても、この試合に勝てばまだ優勝へのチャンスを残すことができる。

　マドリーがセビージャをホームに迎えた試合では、過去2年連続でカゼミーロが上位対決勝利のヒーローとなった。2019年1月の対戦では先制ゴールを挙げて2-0の勝利に貢献。昨年1月の対戦ではマドリーでの自身のキャリアでこれまで唯一の1試合2得点を記録し、2-1の勝利の立役者となった。

　スペイン紙『マルカ』では9日付記事で、過去の対戦におけるカゼミーロの“セビージャキラー”ぶりを振り返った。今季はすでにキャリアハイに並ぶ公式戦7ゴールを挙げるなど得点面で好調なこともあり、“お得意様”のセビージャから再びゴールを奪うことも期待されると予想している。

　リーガ公式ツイッターアカウントでも今回の対戦に向け、カゼミーロがセビージャから奪った得点をスーパーゴールとして紹介。2019年の試合で決めたゴールはエリア外の遠距離から鮮やかに撃ち抜いた見事なミドルシュートだった。