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ユベントスを地獄へ突き落とす一発。ミランの重戦車FWによる“神コース弾”がすごい! GKは全く動けず…

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン
【写真:Getty Images】

【ユベントス 0-3 ミラン セリエA第35節】

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 セリエA第35節、ユベントス対ミランが現地時間9日にアリアンツ・スタジアムで行われている。78分に誕生したゴールは、まさに最高級のものだった。

 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を狙うユベントスとミランによる注目の一戦。戦前の予想ではホームのユベントス有利との声も多かったが、敵地に乗り込んだミランが良い意味でそれを裏切った。

 立ち上がりから上位対決らしい拮抗した展開になり、お互いにゴールを予感させるチャンスも作っていた。そんな中、前半終了間際にミランが試合を動かす。フリーキックをGKヴォイチェフ・シュチェスニーが弾き出すと、こぼれ球を拾ったブラヒム・ディアスがコントロールショット。これがゴールネットに吸い込まれ、ミランがリードを奪っている。

 0-1のまま迎えた56分、ミランはジョルジョ・キエッリーニのハンドを誘発し、PKを得る。しかし、キッカーを務めたフランク・ケシエのシュートはシュチェスニーに弾かれ、アウェイチームは最大のチャンスを逃してしまった。

 それでも、ミランは78分に2点目を奪う。決めたのは、ズラタン・イブラヒモビッチとの交代で途中出場を果たした重戦車アンテ・レビッチだった。

 中央でイスマエル・ベナセルからパスを貰ったレビッチはターンして前を向くと、ペナルティーエリア外から右足でシュート。ボールはゴール右上隅というこれ以上ない完璧なコースに突き刺さった。PKストップをみせたシュチェスニーもこのシュートは見送るしかなかった。

 レビッチの芸術的なゴールでリードを広げたミランは、82分にフィカヨ・トモリにもゴールが生まれ3点目。CL出場権獲得を目指すライバルから、それも敵地で0-3という最高の結果を手に入れた。

 完勝したミランはCL出場圏内をキープ。一方で完敗したユベントスはCL出場圏外の5位に転落している。リーグ戦は残り3試合。最後に笑うのは。

【動画】背番号12による“神コース弾”が半端ない! ユベントス対ミラン ハイライト

参照元:YouTube

【了】

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