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マンUの歴史に残るカバーニの記録とは? 一矢報いる同点ゴールが、22年前の“奇跡の同点弾”の記録を塗り替える

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】



【ビジャレアル 1-1(PK11-10) マンチェスター・ユナイテッド EL決勝】

 UEFAヨーロッパリーグ決勝(EL)ビジャレアル対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間26日に行われ、PK戦の末にビジャレアルが優勝を決めた。

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 29分に先制したのはビジャレアルだったが、ユナイテッドも55分にエディンソン・カバーニのゴールで追いついている。試合の決着をゆだねられたPK戦は、11人目までもつれ込む激戦に。ビジャレアルは11人目のGKヘロニモ・ルジが成功させたが、ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアのキックが止められてしまう。ビジャレアルが悲願の欧州主要大会初優勝を果たした。

 タイトルへは一歩届かなかったユナイテッドだが、一矢報いたカバーニのゴールはクラブの歴史に残る記録となった。34歳101日でのゴールは、ユナイテッドにおける欧州カップ戦決勝での最年長ゴール。それまでの記録は、テディ・シェリンガムの33歳54日。カンプ・ノウで行われた1999年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、バイエルン・ミュンヘンから奪った劇的な同点ゴールだった。

 なお、ユナイテッド公式サイトによると、欧州カップ戦決勝でゴールを決めた34歳以上の選手はカバーニが3人目。最年長は2001年のUEFAカップ決勝でゴールを決めたリバプールのガリー・マカリスターで、当時36歳だった。2012年のCL決勝でゴールを決めた当時チェルシーのディディエ・ドログバも、34歳でゴールを決めている。

【了】

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