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マンC、CL決勝予想スタメン全選手紹介。デ・ブライネ、フォーデンら、予想困難な攻撃陣の組合せは?【欧州CL決勝】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/背番号26)
生年月日:1991年2月21日(30歳)
20/21リーグ戦成績:27試合9得点6アシスト
今大会成績:11試合4得点2アシスト

 右ウイングはリヤド・マフレズが務めることになるだろう。マンチェスター・シティ加入3年目の今季は公式戦14得点をマーク。UEFAチャンピオンズリーグでは決勝トーナメントで重要な働きを見せており、ボルシア・ドルトムントとの準々決勝2ndレグからの3試合で4得点を挙げている。

 パリ・サンジェルマンとの準決勝1stレグでは、直接FKを決め、2ndレグではチームの全得点となる2ゴールを挙げた。オープンな状況であれば、マフレズのスピード感あふれるプレーが大いに活かされる。一方、引いて守る相手に対しても、マフレズの左足が重要になる。チェルシーのような堅い守備をこじ開けるには、マフレズの存在が必要だ。

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【写真:Getty Images】

ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表/背番号17)
生年月日:1991年6月28日(29歳)
20/21リーグ戦成績:25試合6得点12アシスト
今大会成績:7試合3得点4アシスト

 ケビン・デ・ブライネにとっては、満足のいくシーズンではなかったかもしれない。1月にハムストリングを痛めて離脱し、リーグ戦の出場は25試合に留まった。しかし、その中でも6得点12アシストと結果を残したのはさすがだった。

 決勝ではキャプテンのフェルナンジーニョに代わってキャプテンマークを巻く可能性が高いだろう。終盤戦に負傷したが、プレミアリーグ最終節で復帰。1得点1アシストの活躍でフル出場し、大一番に向けての準備を整えている。中盤でプレーする可能性もあるが、「偽9番」としての起用を予想する。

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【写真:Getty Images】

フィル・フォーデン(イングランド代表/背番号47)
生年月日:2000年5月28日(21歳)
20/21リーグ戦成績:28試合9得点5アシスト
今大会成績:12試合3得点3アシスト

 21歳となったフィル・フォーデンは、「期待の若手」からチームを率いる「主力」へと成長を遂げた。インサイドハーフ、ウイング、センターフォワードと複数のポジションをこなした今季は、公式戦で16ゴールを挙げる活躍を見せた。決勝の舞台に立てば、今季の公式戦出場が50試合に達する。

 中盤でプレーすることもできるが、現在のメンバーの組合せを考えると、左ウイングがスタートポジションになりそうだ。左利きのフォーデンは大外で幅を作る動きも、中央のライン間でボールを引き出す動きもこなすことができる。ベルナルド・シウバやケビン・デ・ブライネとの流動的なポジショニングが、堅守を誇るチェルシーの守備を崩すうえでのポイントになるだろう。

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