スペインの消えた逸材5人(2)。天国から地獄へ…バルセロナからアーセナルへ移籍したセスク2世

2021年06月01日(Tue)9時00分配信

シリーズ:消えた逸材5人
photo Getty Images
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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消したスペイン人選手を紹介する。

バルセロナからアーセナルへ移籍したセスク2世

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【写真:Getty Images】

MF:フラン・メリダ
現所属:エスパニョール(スペイン2部)


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 卓越したボールテクニックと左足のキックを持つフラン・メリダは、10代の頃から高く評価されていた。しかし、メリダが選んだのは3歳年上のセスク・ファブレガスと同じ道。15歳のときにアーセナルの下部組織に加入する。バルセロナとプロ契約する前の移籍は物議を醸したが、メリダは17歳になった直後にアーセナルとプロ契約を結んでいる。

 プロ契約から約半年、メリダは07/08シーズンの序盤戦でトップチームデビューを果たす。その冬には経験を積むために当時に2部のレアル・ソシエダへ半年間の期限付き移籍。しかし、アーセナル復帰後は出番をほとんど得られなかった。09/10シーズンにプレミアリーグ初得点を挙げたが、公式戦出場は2年半で17試合に留まっている。

 2010年夏にメリダはスペインへ帰る。アトレティコ・マドリードでは幸先の良いスタートを切ったかに思えたが、徐々に出番が減少する。ブラガへの期限付き移籍もうまくいかず、ブラジルのアトレティコ・パラナエンセでも活躍できなかった。

 2015年1月、24歳となったメリダはウエスカと契約を結ぶ。当時セグンダB(3部相当)にいたチームを2部に押し上げ、その1年半後にはオサスナに移籍して1部復帰を果たした。昨夏には2部に降格したエスパニョールに完全移籍。生まれ故郷であるカタルーニャに戻り、バルセロナのライバルクラブでプレーしている。

 世代別のスペイン代表でも活躍し、アーセナルでも将来を嘱望された。アーセン・ベンゲル監督からの評価も高かったが、期待値と実績の差は大きかった。

【了】

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