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後継者は冨安健洋? トッテナムのベルギー代表ベテランDFが移籍濃厚か

text by 編集部 photo by Getty Images

トビー・アルデルヴェイレルト
【写真:Getty Images】


 トッテナムはベルギー代表DFトビー・アルデルヴェイレルトをこの夏に放出する可能性が高くなっているようだ。ボローニャの日本代表DF冨安健洋の獲得に向けた動きとも関連することになるかもしれない。

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 現在32歳のアルデルヴェイレルトは2015年から所属するトッテナムで公式戦通算243試合に出場し、チームの好成績に貢献してきた。だがヌーノ・エスピリト・サント新監督の就任も決まった来季のチームでプレーする意思はないとみられている。

 英『ジ・アスレティック』が報じたところによれば、アルデルヴェイレルトはクラブに対して移籍を希望していることを伝えたという。母国ベルギーあるいはオランダへの移籍が本人の希望だとされている。

 英紙『ザ・サン』は、ベルギーのロイヤル・アントワープ、クラブ・ブルージュ、オランダのPSV、古巣アヤックスなどが獲得に関心を示していると伝えた。だがあと2年の契約を残すアルデルヴェイレルトに対してトッテナムは3000万ポンド(約46億円)と高額な移籍金を要求するとも見込まれ、ベルギーのクラブにとっては金銭的に獲得不可能とも予想されている。

 アルデルヴェイレルトの放出に備えるためにも、トッテナムは新たなDFの補強に向けた動きを見せているとも噂される。セビージャのDFジュール・クンデなどと並んで新戦力候補の一人とみられているのが冨安だ。

 トッテナムは冨安の獲得にボーナスを含めて1800万ユーロ(約23億7000万円)のオファーを出したが断られ、ボローニャ側は2000万ユーロ(約26億4000万円)を要求しているという報道もある。両クラブの希望額の差は埋まるのだろうか。

【了】

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