スコットランドのセルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧は、8日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第2節のダンディー戦でハットトリックを達成して鮮烈なホームデビューを飾った。

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　先週行われたリーグ開幕戦のハーツ戦に交代出場でデビューし、続いてヨーロッパリーグ予選のヤブロネツ（チェコ）戦では移籍後初先発から初ゴールを挙げていた古橋。ダンディー戦ではリーグ戦でも初先発に起用され、初めて本拠地のピッチに立った。

　アンジェ・ポステコグルー監督の起用に応えた古橋は前半から快調。まずは20分、エリア右に抜け出したリエル・アバダからのクロスにゴール前で軽く合わせて先制点となるゴールを流し込む。

　さらにその5分後、今度は左サイドの深い位置に侵入したライアン・クリスティーからのクロスに再び古橋が飛び込む。ゴール前に滑り込み、至近距離から押し込んで2-0とした。

　前半を2-0で折り返したセルティックは後半立ち上がりにも追加点。そして68分、クリスティーからのスルーパスをエリア中央で受けた古橋はGKの前で合わせて右足を振り抜き、ハットトリック達成となるゴールをネットに突き刺した。直後に古橋が交代したあと、さらに2点を加えたセルティックは6-0で試合を終えて今季リーグ初白星を挙げている。

　開幕戦で昇格組ハーツにまさかの敗戦を喫し、チャンピオンズリーグ予選でも敗退に終わったセルティックに対し、試合前にはスタジアム外でサポーターの抗議活動も行われた状況だった。古橋の活躍などがもたらした大勝はチームの苦しい状況を好転させるきっかけとなるかもしれない。

【了】