レアル・マドリードはリーガエスパニョーラからイングランド・プレミアリーグへの“移籍”を検討していると一部メディアで報じられたが、全くの事実無根であるとして公式声明で否定した。

【今シーズンのレアル・マドリーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　マドリーがプレミアリーグへ移ることを検討していると14日付で報じたのはスペイン『ムンド・デポルティボ』紙。同紙が独占情報として伝えたところによれば、マドリーは他リーグ移籍を「非常に真剣に検討」しており、プレミアリーグが第一希望ではあるがイタリアのセリエAやドイツのブンデスリーガも移籍先の候補だとされている。

　マドリーがリーガ脱退を望んでいるとされる理由は、リーガのハビエル・テバス会長との対立の深刻化にある。マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が中心的存在の一人となって提唱した欧州スーパーリーグ構想をめぐる衝突に続いて、先日にはリーガがCVCキャピタル・パートナーズからの投資受け入れを可決したことにマドリーが反発し、テバス会長に対する法的措置を取ることを発表していた。

　だがマドリーが他リーグへ移籍するという報道に対してはそのテバス会長も公式ツイッターアカウントで反応し、「最近は馬鹿げた話ばかり」と一笑に付した。続いてマドリーも、公式声明を出して報道を否定している。

「本日ムンド・デポルティボ紙で報じられた情報について、我々のクラブがラ・リーガからプレミアへ移ることを検討しているとされているが、全くの虚偽であり馬鹿げており不可能だ。我々のクラブを混乱させようとするものでしかない」とクラブによる声明は述べている。

【了】