スコティッシュ・プレミアシップ第4節のレンジャーズ対セルティック戦が今週末の29日に行われる。セルティックのレジェンドである元スコットランド代表FWのチャーリー・ニコラス氏は、この試合に向けてFW古橋亨梧がセルティックの大きな武器になると予想している。

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　ともにグラスゴーを本拠地とし、歴史的にスコットランドの覇権を争い続けてきた宿敵同士であるレンジャーズとセルティック。シーズンはまだ始まったばかりだが、今季初対戦となる伝統のダービーマッチは優勝争いに向けた序盤の主導権争いを大きく左右する一戦となることが見込まれる。

　今季からセルティックに加入した古橋にとっては自身初の“オールドファーム”となる。レンジャーズサポーターから受けた人種差別行為の問題が大きくクローズアップされている状況ではあるが、加入以来7試合で6得点という活躍ぶりでもレンジャーズ戦に向けて注目の存在となりそうだ。

　現役時代にセルティックで250試合以上に出場し、アーセナルでも活躍したニコラス氏も注目選手として古橋をピックアップ。「セルティックは信じられないほど危険になりそうだ。古橋亨梧はチームの攻撃力に本当に何かを加えている」と、試合に向けた同氏のコメントを英紙『ザ・サン』などが伝えている。

「ライアン・クリスティーとリエル・アバダも好調だ。私なら前線の3人の中央に古橋、両サイドに彼らを置く。オドソンヌ・エドゥアールはベンチだ」とニコラス氏は古橋の先発起用を推薦している。

「スピード感がありゴールの多い好勝負になるだろう。（レンジャーズ本拠地）アイブロックスで2-2のドローだと予想する」とニコラス氏は試合結果も予想。その通りのスコアになったとすれば、古橋のダービーマッチ初ゴールも期待できるかもしれない。

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