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アーセナル、冨安健洋も加えて補強総額1位に。最悪のスタートから浮上なるか?

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】



 夏の移籍市場が8月31日で終了し、プレミアリーグで補強総額の最も大きかったクラブはアーセナルとなった。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

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 この夏にはイングランド代表DFベン・ホワイトを5000万ポンド(約75億円)の高額移籍金で獲得するなど積極補強を進めてきたアーセナル。先月20日にレアル・マドリードからノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを獲得した時点で補強総額はリーグ1位に躍り出ていた。

 さらに移籍市場最終日となった31日にも、ボローニャから推定1980万ポンド(約30億円)とされる移籍金で日本代表DF冨安健洋を獲得。総額は1億5680万ポンド(約238億円)に達し、金額的にはこの夏のプレミアリーグで最も積極補強を行ったクラブということになった。

 2位はFWクリスティアーノ・ロナウド、FWジェイドン・サンチョ、DFラファエル・ヴァランらを獲得したマンチェスター・ユナイテッドの1億3370万ポンド(約203億円)。マンチェスター・シティはこの夏の最高額補強となったMFジャック・グリーリッシュを1億ポンド(約152億円)で獲得したが、その他に移籍金が発生する補強はなく総額では3位となった。

 選手の獲得総額から売却総額を引いた差額でも、アーセナルは1億3180万ポンド(約200億円)でリーグ1位。支出が大幅に上回っており、補強に積極投資を行ったことが数字に表れている。

 積極補強を行ったのは昨季8位という低迷からの巻き返しを図るためだったが、今季はここまで開幕3連敗で最下位という最悪のスタート。冨安も含めた補強を完了させ、ここから浮上していくことができるだろうか。

【了】

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