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シリーズ:21/22夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位タイ:ライプツィヒが育てたヤングスター

0908-コナテ
【写真:Getty Images】



DF:イブラヒム・コナテ(フランス代表)
生年月日:1999年5月25日(22歳)
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
移籍先: RBライプツィヒ→リバプール
移籍金:4000万ユーロ(約48億円)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト

 
 2017年にリーグ2(2部)のモンテベリアルでプロデビューしたイブラヒム・コナテは、デビュー半年でドイツのRBライプツィヒに移籍。各年代別代表でも活躍したコナテは、ブンデスリーガに昇格した初年度に2位でシーズンを終える躍進を見せたチームの一員となった。

 194cm、95kgと恵まれた体格で、強靭なフィジカルとスピードを持ち合わせるコナテは、若手主体のRBライプツィヒでディフェンスリーダーに成長。ホームのバイエルン戦では3バックの中央を務め、勝利に貢献している。2年目には公式戦43試合に出場し、リーグ最少失点と DFBポカール準優勝に貢献。ジェイドン・サンチョ、カイ・ハフェルツなど、その年のヤングスターたちと並び評された。

 CBながら足元の技術もあり、守備だけでなくビルドアップや正確なロングフィードで、攻撃にも貢献できる。昨シーズン、最終ラインに怪我人が相次ぎ、ジョーダン・ヘンダーソンがCBを務めるなど、人員不足で苦戦を強いられたリバプールにとってコナテは大きな戦力となる。近年、移籍金が高騰している中で4000万ユーロ(約48億円)で獲得できたこともラッキーだった。世界最高のCBとも評されるファン・ダイクとのコンビは、プレミアリーグはもちろん、世界でも最強クラスの鉄壁となるだろう。

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