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マンUはなぜ惨敗した? レスター戦でも改善されない2つの課題、敗戦の要因となったのは…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ第8節、レスター対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間16日に行われ、アウェーのマンチェスター・ユナイテッドが4-2で大敗。プレミアリーグでアウェーでの29試合負けなしだった同クラブは、打ち合いの末に今季2敗目を喫した。(文:阿部勝教)

後半足が止まり今季2敗目

1017-マンU
【写真:Getty Images】

 今季、2勝3敗2分けと開幕から調子が上がらないレスターだったが、2季連続で5位フィニッシュしている同クラブは、やはり手強かった。選手1人1人のインテンシティーが高く、90分通してタフな試合を展開。後半に入り、チーム全体の運動量が落ちたマンチェスター・ユナイテッドは、後半に3失点の喫した。

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 立ち上がりから押し込んでいたのは、間違いなくマンチェスター・ユナイテッドだ。19分にはメイソン・グリーンウッドの見事なミドルシュートで先制。その後、31分に追い付かれたが、レスターにほとんど決定機を作らせなかった。

 しかし60分以降、代表戦での疲れからかチーム全体の運動量が落ちると、徐々に相手を捕まえられなくなっていった。すると78分、途中出場のパトソン・ダカにいきなりDFの裏を取られ、決定機を作られると直後のコナーキックで失点。逆転を許した。

 それでも失点直後の82分、肩の怪我から復帰したマーカス・ラッシュフォードがすぐさま同点弾を決めたが、反撃もここまで。同点弾直後のキックオフからそのま失点すると、試合終了間際に4失点目。得意としていたアウェーで今季2敗目を喫した。

 代表戦直後で疲れがあったのも事実だろうが、敗戦の要因はほんとにそれだけだったのか。

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