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驚愕の1試合4ゴール、ザンビア人FWは何者だ? マンUからもゴール、最大の魅力は…【EL】

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】



 UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節、スパルタク・モスクワ対レスターが現地時間20日に行われ、3-4でレスターが勝利している。ザンビア代表FWパトソン・ダカは、レスターの全得点をたたき出す大活躍で、チームを勝利に導いている。

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 初戦でナポリと引き分け、前節でもレギア・ワルシャワに敗れたレスターにとっては、勝たなければいけない試合だった。しかし、11分に先制を許すと、44分にも失点を喫した。2点のリードを許す絶体絶命のピンチで、23歳の新加入FWが奮起した。

 2失点目の直後にダカがゴールを決めて、前半を2-1で折り返す。ダカはさらに、48分、54分と続けてゴールを奪い、レスターは逆転に成功。ダカはハットトリックを達成した。

 この日のダカはこれだけでは終わらない。79分にもジェームズ・マディソンのアシストを受けてゴールネットを揺らした。レスターは86分に1点を返されたが、1点差で逃げ切り今大会初勝利を収めている。

 23歳のダカはザンビア出身のストライカーで、この夏にザルツブルクからレスターに完全移籍した。ザルツブルク時代は日本代表MFの南野拓実や奥川雅也ともチームメイトで、19/20シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグでゴールを決めている。

 これまでプレミアリーグでの出場は2試合のみで、先発起用はまだない。しかし、4-2で勝利した16日のマンチェスター・ユナイテッド戦では途中出場からプレミア初ゴールを記録。FKのこぼれ球をファーサイドで詰めてゴールに押し込んだ。これで公式戦2試合連続ゴールとなり、ブレイクの兆しを見せている。

 183cmのしなやかな体躯は、優れた身体能力を有しており、最大の魅力であるスピードを活かしたプレーぶりは同じザルツブルク出身のサディオ・マネを彷彿とさせる。プレミアリーグとヨーロッパの舞台で、今後はダカの活躍に目が離せなくなるだろう。

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