サッカー界では様々な形のスーパーゴールが毎週のように生まれているが、オーバーヘッドキックによる得点はやはり格別だ。ニューカッスルのイングランド代表FWカラム・ウィルソンが先週末に決めたゴールも素晴らしいものだった。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　今季未勝利で苦戦の続いているニューカッスルは、スティーブ・ブルース監督との契約解除をついに決断。グレアム・ジョーンズ暫定監督の初陣として、現地時間23日に行われたプレミアリーグ第9節の試合でクリスタル・パレスと対戦した。

　この試合でも後半に入ってクリスティアン・ベンテケに先制ゴールを許してしまい、ニューカッスルは追う展開に。だが65分、同点ゴールは29歳FWのスーパープレーによって生み出された。

　左CKからのクロスが折り返されたボールは、DFエミル・クラフトの頭に当たってゴール前に浮き上がる。落下点に入ったウィルソンは体を倒して右足を振り上げると、オーバーヘッドの体勢から綺麗に捉えたボールがゴール右上隅の絶妙なコースへと突き刺さった。

　この同点ゴールで敗戦を免れたニューカッスルだが、1-1のドローで今季初勝利はまたもお預け。莫大な資金力を持つ新オーナーの登場でクラブへの注目度を爆発的に高めながらも、ピッチ上では依然として苦しい戦いが続き、降格圏の19位に沈んでいる。