アーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは、クラブとの契約を延長せず今季終了後に退団することを決意したとみられている。英紙『エクスプレス』が伝えた。

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　アーセナル加入以来プレミアリーグで4年連続の二桁得点を記録し、昨季のチーム得点王になるなど安定した結果を残してきたラカゼット。だが今季末までとなっている現在の契約は満了が迫っており、クラブは契約延長を試みていたようだ。

　今季は出場機会が減少していることもあり、契約を延長してアーセナルに残留するかどうかは不透明な状況だった。最終的にラカゼットは、契約延長に応じないことを決断したと報じられている。

　このまま行けばアーセナルは、ボーナス込みで最大6000万ユーロ（約79億円）とも言われる移籍金で獲得した選手をフリーで失うことになる。ラカゼット本人の希望は、アーセナル移籍前にも一旦は加入合意が伝えられていたアトレティコ・マドリードでプレーすることだという。

　特にラカゼットは、友人であるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンと一緒にプレーしたいと望んでいるとのこと。現在の契約が今季で満了するルイス・スアレスの去就が不確定なこともあり、アトレティコとしてはフリーでの補強が可能であればラカゼットに関心を示す可能性もあるかもしれない。

【了】