バルセロナは現地時間6日、トップチームの新監督にシャビ・エルナンデス氏の就任が決定したことを発表した。契約期間は2024年までとなる。

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　バルセロナは成績不振によりロナルド・クーマン前監督を解任し、Bチームの監督を務めていたセルジ・バルフアン氏が暫定的にチームを指揮。正式な新監督として、カタールのアル・サッドを率いていたシャビ氏の招へいに向けて交渉を行っていた。

　5日にはアル・サッドが「契約解除条項を支払うことでシャビがバルセロナへ行くことを了承した」と発表を行い、バルセロナ監督就任は事実上確実となっていた。それから遅れること数時間、バルセロナ側からの正式発表はスペイン時間深夜になってから行われた。

「バルセロナはシャビが今季の残り期間およびさらに2シーズン、トップチームの監督になることで合意に達した」とバルセロナは発表。新監督は今週末にバルセロナに到着し、8日月曜日に本拠地カンプ・ノウで就任発表および記者会見を開く運びだとしている。

　バルセロナ下部組織出身であるシャビ氏は現役時代にトップチームで通算767試合に出場し、リオネル・メッシやアンドレス・イニエスタらとともに多くのタイトルをクラブにもたらしたレジェンド。引退以来何度もバルセロナ監督就任が噂となっていたが、ついに実現の時が訪れた。

　バルセロナは現地時間6日にラ・リーガ第13節のセルタ戦を予定しており、この試合まではセルジ暫定監督が指揮を執る見通し。インターナショナルブレークを挟んで、20日にカンプ・ノウでの開催が予定されるエスパニョールとのダービーマッチがシャビ新監督の初陣となりそうだ。

【了】