イタリア・セリエAのジェノアは、ウクライナ代表前監督であるアンドリー・シェフチェンコ氏を新監督に招へいする可能性が高くなったようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

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　ジェノアは現地時間5日に行われたセリエA第12節の試合でエンポリと対戦し、逆転を許したあと終了間際に追いついたが2-2のドロー。今季12試合を戦ってわずか1勝にとどまり、リーグ下位での苦戦が続いている。

　ダビデ・バッラルディーニ監督はこの結果により解任される可能性が高いとイタリアメディアは報道。後任としてシェフチェンコ氏が迎えられ、年俸200万ユーロ（約2億6000万円）での2年契約を結ぶことになると報じられている。

　現在45歳のシェフチェンコ氏は2016年から母国ウクライナの代表監督を務め、今年夏にはチームをユーロ2020（欧州選手権）準々決勝進出に導いたが、大会後に退任。英国でクラブを探しているとも報じられ、セルティックの新監督候補と噂されたこともあった。

　ジェノアでの監督就任が決定すれば、クラブチームを率いるのは自身初となる。現役時代にミランで活躍したレジェンドが、監督としてセリエAに戻ってくることになるかもしれない。

【了】