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復帰果たした久保建英にスペイン紙期待。「次の挑戦はリーダーになること」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】



 マジョルカの日本代表MF久保建英は、負傷から約2ヶ月ぶりとなる復帰を果たした。低調な戦いの続くマジョルカを浮上させる存在として再び期待が高まっている。

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 久保は9月22日に行われたレアル・マドリード戦でひざを負傷して戦列を離れ、リーグ戦8試合を欠場。だが現地時間27日に行われたリーガエスパニョーラ第15節ヘタフェ戦でベンチ入りを果たし、68分からの交代出場で復帰を飾った。

 久保が投入された時点で0-0だった試合は、結局そのままスコアレスドローに終わった。試合を打開することはできなかったが、「アイディアのない冷めた試合の中で久保の復帰だけが唯一のポジティブ面だった」と地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』は復帰を歓迎している。

 大手紙『マルカ』は、久保の出場は「顔見せ」にとどまり、「タケだけでなくマジョルカ全体がヘタフェの固い守備に阻まれた」と評価。だが久保が復帰したこと自体は「マジョルカファンの全てが気になるポジティブ要素」だとしている。

 久保の離脱前に6試合で勝ち点8を獲得していたマジョルカの成績が、離脱中の8試合で勝ち点7とペースダウンしていたことも同紙は指摘。久保の復帰はマジョルカとそのファンにとって「素晴らしいニュース」であり、「誰もが期待するように違いを生むリーダーになることが久保の次の挑戦」だと今後への見通しを示した。

 また、離脱前にはわずかな共演機会しかなかった韓国代表MFイ・ガンインとのコンビにも『マルカ』紙は注目。特にアジア市場でのマーケティング面でマジョルカに大きな好影響をもたらす効果が期待されると述べている。

【了】

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