国際サッカー連盟（FIFA）は29日、年間最優秀ゴールに贈られる「FIFAプスカシュ賞」2021年度の候補としてノミネートされた11ゴールを発表した。当然ながらいずれも驚異的なスーパーゴールばかりだ。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　プスカシュ賞では男女両方、ユースカテゴリーも含めたあらゆるゴールの中から年間で最も素晴らしいと評価されたゴールを選出。過去にはクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシ、ネイマール、ズラタン・イブラヒモビッチなども受賞している。昨年はトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが受賞していた。

　ユーロ2020（欧州選手権）で大会ベストゴールに選出されたチェコ代表FWパトリック・シックの超ロングシュートも今年度の候補入り。昨季のプレミアリーグ年間最優秀ゴールに選ばれたエリック・ラメラ（当時トッテナム）のラボーナ弾もノミネートされた。

　他には、ポルトのイラン代表FWメフディ・タレミがチャンピオンズリーグのチェルシー戦で決めた豪快なオーバーヘッドキック。マンチェスター・シティのFWリヤド・マフレズがアルジェリア代表の試合で決めた絶妙なトラップとドリブルからのゴールや、ボルシア・メンヒェングラッドバッハのMFヴァレンティーノ・ラザロによる“スコーピオンキック”なども選ばれている。

　プスカシュ賞受賞者は審査員およびFIFA公式ウェブサイトでのファン投票の結果により選出される。ノミネートされた11人は以下の通り。

▽FIFAプスカシュ賞ノミネート（括弧内は対象ゴールを決めた際のチーム）
ルイス・ディアス（コロンビア代表）
ゴティエ・ハイン（オセール女子）
エリック・ラメラ（トッテナム）
ヴァレンティーノ・ラザロ（ボルシア・メンヒェングラッドバッハ）
リヤド・マフレズ（アルジェリア代表）
サンドラ・オウス＝アンサー（シュプリーム・レディース）
ヴァンゲリス・パヴリディス（ウィレムII）
ダニエラ・サンチェス（ケレタロ女子）
パトリック・シック（チェコ代表）
メフディ・タレミ（ポルト）
キャロライン・ウィア（マンチェスター・シティ女子）