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前田大然、旗手怜央、井手口陽介がセルティックで練習開始。現地メディアの注目ポイントは…

text by 編集部 photo by Getty Images

前田大然、旗手怜央、井手口陽介
【写真:Getty Images】



 セルティックに新たに加入した前田大然、旗手怜央、井手口陽介は現地時間8日からチームの全体練習に参加した。現地メディアも新戦力の3人に注目の目を向け、初練習の印象を伝えている。

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 大晦日にセルティック加入合意が発表されたあと、3人は順次チームに合流。一足早く昨夏に加入したFW古橋亨梧が活躍を見せていることもあり、アンジェ・ポステコグルー監督が日本から連れてきた新戦力に対して現地メディアやファンからの期待度は高い。

 英紙『デイリー・レコード』は8日のトレーニングに参加した3人の様子をレポート。前田については、スキンヘッドの風貌が昨季まで在籍していた元主将のMFスコット・ブラウンを思い出させるとして、同様にチームを引っ張る存在になりそうな気配を感じさせると伝えている。

 旗手については、複数のポジションでプレー可能なユーティリティー性への期待が強い。ポステコグルー監督は中盤で起用する見通しを示しているが、『レコード』紙は練習レポートとは別に旗手の起用法に着目した特集記事を組み、攻撃的MF、守備的MF、左ウイング、左SBのポジションに置いた4パターンの予想フォーメーション図も紹介している。

 井手口は試合出場はなかったとはいえ過去にリーズ・ユナイテッドに在籍し、3人の中では唯一英国のプレー環境をすでに体験済み。「適応に問題はなさそうで、終始トレーニングピッチ上を走り回っていた。心強い兆しだ」と現地紙はその様子を伝えている。

 前田と旗手は招集を受けていた日本代表に不参加(その後試合自体が中止)が決まったこともあり、セルティックでのデビューは早まる可能性も出てきた。コンディションさえ整えば、3人は17日に行われるリーグ再開初戦のハイバーニアン戦でデビューを飾ることができるかもしれない。

【了】

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